2018/03/30

虎ノ門 口福処平五郎 "花より洋食"

仲間の門出に夜の平五郎へ。

2007 Jean-Michel GIBOULOT
Savigny-Les-Beaune 1er Cru Aux Serpentires

2007のサヴィニー・レ・ボーヌは強すぎず滋味な感じ。造り手が自然派志向のようなので、抽出は弱めなのかもしれない。2007は口の中に入れたときスカスカしてなにか物足りないと感じることもあるが、そこはサヴィニー・レ・ボーヌだからかこれは適度に詰まっていて居心地が良かった。

だいたいいつも同じようなものを頼んでしまう。目にみておいしそうとか季節物とかいろんな軸で頼んで、そしておいしいのがうれしい。

レタスベーコンサラダ。ざく切りレタスがおいしい

カキフライ。こだわりの三陸産だそうです

パテドフォア

カマンベールチーズ

手羽先スパイシーあげ

ジャーマンポテト

特選牛串

オイスターライス

2018/03/28

カレーハウス リオ ジョイナス店 (RIO)肉と野菜カレー、チキンカツのせ、スープ・サラダセット

チキンカツをのせみた。とてもおいしく揚がっていておいしいのはまちがいないが、いかんせんコストパフォーマンスがとても悪い。値段の割には5切れ・・とおもわないでもないが、コロッケなどと比べても実は割と高めの値段設定になっており、ちょっときになった。もちろんリオのかつはたいてい美味しいので味にはまったく不満ないが満足感の総量に影響したかというと・・・やや微妙な気がした。お金いっぱい持っている時が来たら毎日頼んでもいいなぁという感じだ。

それに対してコスパが良いのがスープ・サラダセット。冬などにはちょうどいいし、胃を温めるのでその後サラダを食べてからカレーの流れを体は拒まない。

リオとキャンパスがあれば、自分のカレーライス欲の9割は満たされる。横浜駅周辺はいいところだと思う。

[2004]VILLA WOLF Spätburgunder Spätlese Trocken

どうやら遅摘みのシュペートブルグンダーで2004年ということで手を出した一本。これが滋味あふれるバランスの良いピノ・ノワールで驚いた。サイトを見に行ってみたがいつも作っているわけではないようだ。

2004年はブルゴーニュは青臭くやや微妙なものがおおい。一部では集荷した果実についていたなにか生き物の香り?という話もあったりとなんとも言えない気分になることがあるが、これは微塵もそういうものはなく優しく飲めるいいワインだった。地域をずらすとおいしいビンテージがおおいのも2004年の特徴かもしれない。

そして、Food & Time Isetan YOKOHAMAでWithgreenで購入したサラダといっしょにいただく。ようやくおいしい葉っぱの食べられる時期が来た。

2018/03/27

GREEN BROTHERS 仙石山森タワー店 - アークヒルズ


最近赤坂アークヒルズ周辺にサラダ専門店が増えている。サラダのランチの端緒はPAULだったとおもうが、レストランでサラダを用意するお店が増え、気がついてみたらサラダ専門店が吸う店舗増えていた。現在サラダストップが2店、そしてこのGreen Brothers。Salad Stopはシンガポール系で、こちらはNew York系?らしいがU.S.に本店があるというわけではなさそう、という意味ではNew York風を取り入れた東京スタイルかもしれない。

食べログなんかを見ると高いとかセルフ嫌とかいろいろ書かれていたが、野菜はおいしい。それに事前にサラダの細かさやドレッシングの量を聞いてもらえる。NYスタイルと言うだけで警戒したのでドレッシングは少なめにしたがここは正解だった。最近たくさん使って美味しいと思うドレッシングはなくなってきてしまった。

寒い日だったので、シーフードチャウダーを追加注文。くらむとはかぎらないらしいが、しっかりクラムチャウダーのようだった。2017年以降お店がなかなか増えていないようだけど・・・サラダだけだとなかなか難しいのだろうか。

ところでニューヨークスタイルってなに?


2018/03/23

[2006]Domaine RAMONET CHASSAGNE-MONTRACHET Premier Cru "Boudriotte"

ブードリオットと読むようだ。
ラモネのプルミエ・クリュを久しぶりに開けてみた。この造り手を一晩飲んだのは2010年頃、ブルゴーニュワインが好きで好きでずっとあけていた。購入できるのはせいぜいプルミエ・クリュまでで、RAMONETの赤ワインを見つけてはこまめに買っていた。白ワインの造り手のつくるピノ・ノワールの味が自分の好みだったということもある。

2006年の白は最良年な評価だったと思うがなかなかうまく飲み頃にあったことがない。このシャサーニュ・モンラッシェもいい熟成感をもっており、ナッツやバターの香ばしい香りを感じつつも、シャサーニュらしいキラキラとした鋭い薄さ?のような質感はすくなく、むしろピュリニー・モンラッシェに近い味わいだった。どくとくのこの厚みのある味わいは時代なのかビンテージなのか、詳細は不明。

購入:楽天ル ヴァン ヴィヴァン
時期2009/01
価格:12000円

あわせたのはターブルオギノでかったポルケッタ。豚の脂と熟成したシャルドネは合う気がしての組み合わせ。多分香りをつけるためのハーブ類なども合わせやすいのだろうか。

2018/03/21

n.v. Orlando Wines "The Lone Fig Brut CUVEE"

最初はいわゆる色物ワインかとおもったら、ちゃんとぶどうが使ってある代物だった。ソーヴィニヨン・ブラン系だとおもうがいろいろ混じっているタイプだろう。詳細を探したがどこにも出ていなかった。またビンテージものはまた別にあるらしくそちらはぶどうの産地からして違う?代物のようだ。詳細は不明。

Orlando Wineの文字があったので調べたら、Jacob's Creekブランドを持つ会社・・ということでその親会社はペルノ・リカールということになる。

味わいは軽めのスッキリ爽やか系スパークリング。多分瓶内二次発酵はないとおもわれる。夏に野菜の天麩羅と一緒に食べたら美味しそうな気がした。

[2016] Lourens Family Wines "HOWARD JOHN"

最近気になる地域、南アフリカの赤ワイン。西ケープ州(ケープタウンのあるエリア)のワイナリーでつくっているとか。ローヌ系ブレンドなのと誰だよジョーン?という感じで購入した一本。瓶は蝋で封印されておりいかにも自然派?といわれるスタイルを連想させる。
香りと味わいは南の方のコート・デュ・ローヌ系だろうか、でも暑さに押された作りではなく酸味と果実味が前に出てくる南半球スタイルと言う印象をもつ。味のバランスはとてもいいとおもう。熟成向きかどうかはちょっと??だろうか。


ぶどうのブレンドは、43% サンソー、43% カリニャン、14% グルナッシュ。
ひょっとしたら、イメージはより南のラングドックよりのほうかもしれない。

そんなワインには揚げ物もおいしくいただける。

2018/03/20

塩山 とんかつ割烹 とん作 フライスペシャル定食


塩山の夕ご飯はむずかしい。温泉街が発達し宿で食べることを前提にしているのと、駅前が全然栄えていなくてコンビニもなく外部調達も限られる。典型的な車社会だからだ。そんななか、とんかつならブレがすくないしおもしろそうなレビューを見つけてはいったのがとん作。家族経営でちょっとおもしろい雰囲気だった。

で、注文したのはフライスペシャル定食。ひれかつ、ほたて、いんげん、海老、唐揚げ、魚(キスかアジ?)。たしかにこれだけ食べられるとスペシャル感が溢れている。しかも、唐揚げ以外はしっかりおいしい。小鉢も滋味においしい。このお店はあたりだ。お酒がなくても満足できる。

塩山で合宿したときはまた来ると思う。

塩山駅 夢乃家 夢ぜんざい


ほうとう屋さんだったらしいが、喫茶店利用。ドリップコーヒーとお店の冠おやつ”夢ぜんざい”をいただく。夢ぜんざいが思いの外美味しい。バニラxあんこxアイスコーヒーの組み合わせが意外と大人の味で飽きが来ない。お店の名前を乗せるくらいなので相当な自信作なんだろうし、これはよい。

塩山に来る楽しみが増えてよかった。

お店のページ:http://yumeno-ya.com/ryouri.html

塩山駅から春の源次郎岳-牛奥ノ雁ヶ腹摺山ピストン

今年始めて源次郎岳に足を向ける。花粉症のシーズンが始まってからは足は山から遠のいてしまい、ひたすらトレッドミルだった。そろそろ花粉がピークを過ぎていく様子があったので、とれる対策(鼻マスク、薬、資生堂のスプレー)をとってのぼりはじめる。午前中風が弱くひんやりとした時間は花粉を少なく感じていい感じだ。

久しぶりの源次郎岳は登り口からふかふかしていて気持ちいい。はじめて登ったときと比べても整備が少しずつ進んでおり見通しもよい。恩若の峰をすぎたあたりで海外からこられて日本語のうまい多分アメリカ人が二人ハイキングしていた。

途中1200mあたりからとけかけた樹氷が、1400m超えたあたりではまだ樹氷がのこっていた。青空に太陽の光がさしこみきらきらとしていた。ただ、氷がおちてくるのであたるとすこし重さを感じる。初めてのことなのでしばらく虫でも落ちてきているのかなぁと気味悪がった。

駅から2時間半、予定時刻より少しはやくついたのですずらん経由で牛奥ノ雁ヶ腹摺山まで足を伸ばすことにする。久しぶりにすずらんまで降りてから、はじめて登り返しに取り付く。下の方は林道も多いがシングルトラックの登山道はとても気持ちい。1800mを超える辺りから、凍っているところが多くなり、部分的に滑る部分が増えてくるが幸いアイゼンはいらなかった。

山頂についたときは残念ながら富士山は雲に隠れていた。前回来たときは富士山が見えていたにもかかわらず山頂と気づかずパスしてしまったのでなかなか難しい。同じ道をくだって、下日川峠に登りなおしてふたたび源次郎岳へ。だいたいこのあたりで全行程の6時間弱。

おやつの時間よりはかかったが明るいうちに帰ってこられるめどが立ったのは良かった。
てくてくとおりていくが源次郎は長い、8kmたまに登りながらおりていく。久しぶりのトレイルできついなと感じたのは大腿四頭筋。筋肉いたいなぁという感じになっていく。気を抜くと故障につながるのですこし丁寧にあまり足を前におかないように注意深くおりていき、だいたい5時過ぎに塩山まで。

全行程は7時間半、30km超、累積標高2400mは今の自分の足にはちょうどよい刺激だった。





源次郎の樹氷。昼近くでもまだまだ







シューズ Columbia montrail Caldorado II Outdry Extrem
初めて履いてみたがアッパーが固くて履きなれるまで時間がかかりそう。また、気温が上がると靴の中で汗がたまるようなかんじ。雪がないとちょっとあつい気がした。ただ、泥がはしっているうちにおちていくので効果はある。が、レースでの使い所は正直難しい。

ザック:The North Face マーチンウィング16
ペットボトルをさすにはちょうどいい。

ウェア:C3Fitの暖かタイツ、MILLETのドライレイヤー、TNFの長袖ランシャツ
飲み物:1.5L
食べ物:おにぎり2個とあまっているデキストリンのジェル3本



2018/03/15

[2004]RADIKON Pignoli

RADIKONは一人で飲むにはちょうどいいし面白い。餃子といっしょにいただいた。典型的な自然派ワインなので中華系とあわせるとおもしろい。合う合わないはっきり帰ってきて興味深い感覚をもたらす。
どうしてそのワインがそれに合うのかを説明したものは多いが、どうして合わないかを言語化する人は少ない。

ピニョーロ100%と書いてあったが、フィロキセラで絶滅寸前までいったぶどう品種とのこと。それ以前ではとても評価されたぶどうの1種だったらしい。時間が経つと味わいは繊細で梅系の香りとほの甘い舌触りがここちいい。餃子側が多少強くてもびくともしない。





2018/03/14

[2007]Domaine Bruno Clair Chambertin-Clos-de-Bèze

家人が”乗り越えた”記念にひさしぶりのグラン・クリュをあけてみた。作りてはいぶし銀ブリュノ・クレール。今時好んでこれを可否とはいないと、購入元のお店の人に笑って言われたが、揺るがない味わいはいまでも健在。昔々横浜のCIALに信濃屋があったころ、よくこの人の裾ものがならんでいたが概ねどれも美味だったような気がしている。(思い出と自分の眼力を美化している可能性はある)

多分、この人の1995 クロ・サン・ジャックはいまでも自分の中ではベスト3にはいる味わい。で、このクロドベース、2007年らしいピノ・ノワールの味わいで酸味と果実味が強めでコクはあまりない、長期熟成期待ともいわれていたが10年以上経過している割に、味が変わらない不思議な感じ。長く寝かしすぎたボジョレーヌーボー(良年)のような経年劣化したようなかんじもない。
それは年齢を感じない女優さんみたい?なんだろうか。

他方逆にビンテージ個性が強すぎてシャンベルタンぽさは少なかった気がした。ワインはいいしおいしいが、期待した味じゃないと感じる。 
木の芽チーズ・合鴨と各種サラダといただく。鴨にはピノ・ノワールがよくあうのでこのむ組み合わせの一つ。


[2007]Calera MT.HARLAN JENSEN PINOT NOIR


ジェンセンおじさんは残念ながらワインビジネスとしては売却を選択してしまった。いいのかわるいのかは今のところ分からない。しかしワインの楽しさを教えてくれたストーリーと味わいにより人生楽しみが増えたことには(一方的に)とても感謝している。

2007は水がすくなく乾いたビンテージで、たしか本にもかいてあった。ピノ・ノワールらしさがあまり感じられないビンテージかもしれない。同じビンテージのブルゴーニュと比較すると全然違って酸はあまり強く感じることはなく、チョコレートっぽい味わいがある。すこしじかんがたつと果実らしい甘みも少し感じられるが、2007年ビンテージのCaleraはいつも総じて”灼けた”印象がある。そんなわけで、ロバート・パーカーのポイントだけが異様に高い、カベルネ・ソーヴィニヨンと間違えたんじゃないかと主くらいだった。
理想のワインではなくても、個性のあるワインは逆に食べ物は合わせやすいので楽しい。合わない組み合わせを探す楽しみ方もある。

購入:Calera ワインクラブにて

2018/03/06

横浜EAS 叙々苑 ビビンバ肉重ランチ


お重がしっかりと漆塗りだった。それにキムチとごま油をあえた?キャベツなどとわかめスープ。どれもおいしい。このランチの変わっている点はまったく焼かないでいただけるランチだったこと。でも、ランチとしては焼肉ランチのほうがはやくいただけたのかもしれないと後で思うも、焼肉は食べる量をコントロールするのが難しいためこのほうがありがたかった。

ビビンバ、、最近全然食べていない。ご飯は大中小から選ぶそうで、このしたのご飯の厚さで調整されるそうだ。

締めにコーヒーとデザート。こちらもおいしかった。

土曜日、2時を過ぎてもランチがいただけてとてもありがたい。ランチがランチの時間に食べられないのは自分の責任のようなものとはおもう。しかし、温かいものをゆっくりたべたいとおもったとき、やっぱりおみせで頂きたいとどうしてもおもう。家で温かいものを食べてもなんとなく食べることに集中しすぎたり、集中できなかったりでちょうどいいところになかなかペースというか食べること自体が落ち着かないような気がしている。

エイドステーションに滞在しているわけではないから、ご飯はゆっくり時間をかけて楽しみたいとつくづくおもう。


2018/03/01

京辰 アークヒルズサウスタワー店 だし巻きサンド

1パック・6切 500円。寿司屋のだし巻き卵でつくるサンドは興味半分での購入。理由は以前話題のお店で食べただし巻きドッグにはちょっと疑問を持っていたからだった。こちらのパックのものは水分は抑えめでたべやすい。だし巻き卵の甘みとパンはあっていておいしい。辛子もいい感じだ。

他方、だし巻き卵はパンと食べると少ししょっぱい?ような後味が残るようなきがした。絶妙?とまではまたいかないけど伸びしろが色々ありそうなのでこのジャンルはまた掘り下げたい気がした。