2018/02/01

[2006]Didier Dagueneau Pouilly-Fume Buisson-Renard

メナールをルナールに聞き間違えたジャーナリストのエピソードから狐を冠した名前になったとか。先代は言葉にとても敏感な人だったようだ。インタビューや訪問の話を見てもそう思った。とてもむずかしい人だったと思うが、そのおかげか出てくるワインにはいつも満足させられる。

そう、これは彼がリリースまで手掛けたラストビンテージと言えるものを10年近くねかせてからあけてみた。濃厚ソーヴィニヨン・ブラン!、はちみつとかニッキのようなかんじがするけど、とても厚みがありゆっくりと飲んでおいしい飲み物だった。久しぶりにワインを飲んでいてよかったと思う一本にであってしまった。

飲み終わるととても惜しい気持ちになる。なお熟成はまだまだ期待できそうだ。