2016/12/14

三島 旬魚 旬菜とワイン 潮音 Sion 

レースのあと、三島に泊まって晩御飯を探す。駅前には飲み屋さんが多いがめぼしいところはどうやら日曜日休みが多い。あとはチェーン系か居酒屋(全面喫煙可)。レストランはあまりないか光画が多いようだった。また、スーパーやデパート等が駅前にはないためワインとツマミを調達できない。ということで、グーグル先生を使って魚とワインで検索して出てきたのがこのお店。

距離は約1km・・ただし1.4km。歩いていったらとても冷え込んだ夜は身にしみる。それに東レの工場の脇は歩道がない。企業城下町の一面を思い知らされる。向かいのJR東海の研修所がまたでかい。

20分ほど歩いていくと住宅街の中に明かりが見えてきてお店があった。今風の一軒家レストラン風でワインの瓶も並んでいて、なかなかのお店構え。行く前に電話をしてカウンターならOKですよとのことだったので、カウンターで三島のご飯を堪能。

頼んだのは、お店の名を冠したサラダ、マスターの釣った太刀魚のフライ、豚串、それとパスタにワイン。ワインはリーズナブルなものを中心にそろえてあり、いろいろ種類も多くお願いするとおすすめをいくつかもってきてくれる。

料理自体はいろいろな要素があるものの、店の名の通り魚と野菜はどれもおいしい。お店の方に伺ったら、ここで2年やってきたとのこと。場所を考えるとそれなりに苦労もあったようで、色々お話を聞けてよかった。地元のお店というのは行ってみるといいお店が多い。そういうお店を回るのもまた、旅の醍醐味だとおもう。




これはタチウオフライ。すごくおいしかった。

2016/12/13

IZU TRAIL JOURNEY 2016 タイム11:22:38 順位388/1318

久しぶりの中距離?トレイルレース。伊豆トレイルジャーニーは一度は出てみたいと思っていた大会の一つ。2015年は3月開催だったが前年の中止からいろいろあったようで600日ぶりの開催とのことだった。そのための準備や計画が入念に練られているのがよく分かる。

今年から12月開催となり、花粉症の当方でもエントリー可能になったレース。コースとしてみた場合ここのパーツはそれほど難しくないがそれを繋いだ結果難易度が増幅されたような構成になっている。特に終盤の、急登につけられた木段は地獄だ。その御蔭で旅とよぶにふさわしい光景も目にできた。

<前日>
申込んだのは1泊2日2食付き。2食付きだが朝食は統一されたおにぎり弁当?だったようだ。


前日にまず、松崎へ。荷物チェックやブリーフィングのスケジュールを見て最初の回に出ないと色々スケジュールが押してしまうと判断して家を朝早く出発。熱海・下田と電車できてからバスで1時間弱松崎中学校で下車。マックスバリュの品揃えを確認してからゆっくりと会場に向かう。まだ11時前だったが少し早めに荷物検査がはじまる。検査項目は必携品のうち8個。これらのどうさかくにんをふくめてチェックされる。飲み物については容器があればよいということになっていた。なのでハイドレーション(1.5L)を見せる。それが終わると別の部屋でゼッケン、荷物袋、詳細な地図、Tシャツなどをうけとる。


それがすんでしまうと13時半のブリーフィングまで暇なのでランチを食べに近くのお店へ向かう。その後まだ時間が余っていたので牛原山に登った。これがとてもきれいなところだった。もし天気がよく晴れていたらぜひ登って景色を堪能してほしい。あと、謎な雰囲気もおすすめしたい。

会場に戻るとかなり混雑している。必ずでなければならないものではないが、コース上での注意事項と、仁科峠より先の低温への対策が強く推奨される。あとは煽るようにコースプロデューサー鏑木選手が煽るように?”男性は10時間、女性は11時間30分を揃ったらトレイルランナーとしてリスペクトします!”みたいなことを話す。ハセツネのタイムより20-30%程度短縮させられるとのことなので自分はおっさんだが、トレイルランナー女子枠を狙うことにした。他方、今の自分の走力ではサブ10はきつい(去年のテンションが維持できていたらいけたかもしれない)。

その後、マックスバリューにもどって、どうなるかわからない朝ごはんに備えて0.75食分くらいかっておく。(ここはあとになってみると良い備えだった)。その後宿方面に向かう送迎バスに乗る。送迎バスはどのバスがどこに停まるのかわからないので、まずは係の人に聞いてから、運転手に確認をしておく必要がある。じゃないと申し出のなかったバス停はスキップする可能性があるからだ。

しばらくして宿泊地の田子入り口へ。近道をしておりていく。夕飯は宿の自慢ご飯が出るらしくコース料理が出てきて驚いた。こんな時に飲めないのがせつないぐらいだ。その後オフロに入ってから8時に寝る。

<当日>



その後2時におきて、買い置きした朝ごはんをまず食べる。しばらくしてからお弁当を受け取りに行ったが3時半を過ぎても受け取ることができなかった・・・どうやら宿側は前日ではなく送迎前に無料バスチケットと一緒に渡す段取りだったらしい。しかも普通のおにぎり弁当なので量的にも前の晩に頂いても、ちょっとたりないような気がした。もちろんお吸い物や飲み物はセットされていない。朝ごはんは各自で調達できるようにするか事前配布がいいなぁとおもう。

でも、送迎は4時台なのでどんどん食べるかどうかに関係なく送迎させられていく。予め食べておいてよかった。その後会場域バスに乗り継いでスタート会場の松崎新港にいったらとても寒かった。まだ太陽はなく暗闇で吹きさらしだ。かなり着込んで待機する。さらに装備も見直してミドルレイヤーを温かいものにして、且つ下は薄いレインパンツを重ね着する。

スタートまで1時間以上あったが寒かった覚えしかない。トイレはかなりあるし、半分くらいは洋式なんだが、1500人ものランナーを捌くにはやや少ないか。男女での分割もなくトイレの中はライトのないタイプだったのでヘッドランプが必要。30分前からスタートに並び始める。多分真ん中くらいだったとおもう。

<スタート>
そしてスタート、しばらくはロードをひたすら走って登る。このときにだんだん体が温まり2.5km くらいできていたミドルレイヤーを脱ぎ長袖のシャツとドライレイヤーだけに変更。下はそのまま2重パンツ状態ですすむ。

3kmから一度トレイルにはいる。ここは急登が多かったり少し湿っているが列が詰まっているので自分のペースに載せるのは難しい。何人か知った顔を見かけたが余裕が無いのでほぼ声をかけられず。宝蔵院でペットボトルを受取りトイレに寄ってからコースに戻る。宝蔵院はトイレが3箇所に分かれており、一番大きなサイトは本堂?の建物のある場所。それ以外は1-2こしかないので並んでいたら早めに上に上がったほうがいいというのが今回の教訓の一つ。

そして急登にとりつき、周りに合わせて流れていきそのうち林道へ合流。細かいアップダウンにめげずにひたすら足を動かす。スピードは出さないように最新の注意をしてキロ5:30以上ださないようにして、足をもっとさきへ残すようにする。

最初のエイドでは、トイレに寄って地元特産の柏餅だけをつまんですぐにコース復帰。疲労感が薄く足も具合は悪くない。トレイルに入ってからはシングルトラックが続く。抜くことも難しいし道を譲ればその後なかなか復帰できないので流れに乗ってしっかりとついていく。足元は根っこもいしころもあるので注意深く間隔を取りつつ慌てずに進む。ここまで補給も1時間に一個ジェルを取っていたが、38km手前あたりですこしクラクラとしたのでしゃがんで休む。ジェルを追加してから再開してなんとか42kmの第2エイドまでたどりつく。ここまでの森の感じは奥多摩?とおもうような少し深い、道は細い。既視感がずっとつづく。猫越岳あたりからふわっと樹高がさがりかがみながら進んでいく。テープも低いので顔にあたってひんやりとする。
猫越岳はちょっと面白いのが、意外と山がでかい。山頂がどこかよくわからない感じがした(三角点はある)。猫越岳を超えても断続的に昇り降りが続く。そして、伊豆名物のこんもりとした断続する丘にたどりつく。やっと第2エイドの仁科峠。ここは大きなエイドのようだ。伊豆のかつおぶしをつかったうどんをすすり、水分を補給する。ブリーフィングの忠告によりみんな上着を羽織っていたが自分は暑くなるのがいやだったのとどれだけ寒いか体感してみるかとおもったのでそのままロードをあがって稜線の連続する丘へ。

幸いこの日は想定よりも風がなかった。空気は冷たいが風がないので冷ややかでちょうどいい。とはいえ、土留め兼用の階段は段差が大きくなっていたり崩壊気味の部分も多く、非常に足への負担が重い。幾つか丘を越えると車道沿いの森のトレイルにでて昇り降り。ここもシングルトラックが多くペースに乗れないときつい。ハンガーノック気味でペースも落ちてくる。

しばらくするとまた丘にでて階段を下り上り、53kmくらいからかほぼロードで2km上り、だるま山の第3エイド。このエイドまでの道のりはみな歩いていた。ので、20歩歩いて50歩走ってかせぐ。エイドでは10分以上休むことにした。イノシシ汁を座って食べていただき、胃が落ち着くのを待つ。ペットボトル1L分の飲み物をさらに補給をしてから15時前に出発。いきなり急登でバテバテ。とくに階段の段差が大きすぎて筋肉に枯渇感が強く感じられる。

いくつかの丘を超えて下り基調へはいっていくが、下りでだんだんと膝が痛くなってきた。さらに胃もいたくなってきた。(62km地点)頑張れば11時間をきれるかなとおもっていたがここで計画を練り直して、止まらないことを優先にする。上り坂はできるだけ走るが下りは抜かれてもOKですすめていく。片腹いたいのは結構堪える。まぁ抜かれるなぁとおもいながら修善寺への下りをいく。ロード成分と林道がおおいけど、これがまた走りにくくてきつい。走行しているうちに最後の上りからまた下り。トレイルは途中ところどころにあるかんじ。最後のトレイルはすっかり夜になってしまいハンドライトで走る。ところどころ人が止まっていた。ひょっとして初めてのないとトレイルの方々かな?とおもう。最後のトレイルは石ころがすくなくてとてもよかった。そして修善寺の農村地帯から温泉街を抜ける。家から人が出てきてわざわざ応援してくださる。なんかうれしいなぁ、こういうゴールという気持ちになる。結構ながかったとおもうが最後の上り坂をみてスピードアップして、最後の階段をおりて(これがとても急で狭い階段でつらかった)、ゴール。

後半はロードがおおいかなというのが印象。風景の大きさがとても印象に残る良い旅ができた。力を出し切れた感は去年のSTYとくらべると余裕はあるものの、我ながら途中で変なモチベーションの高ぶりに振り回されず、よく抑えてはしりきれたとおもう。

車の走れるところを走りきれれば10時間半、林道で飛ばしたらサブ10だろう。ただ、走れすぎるので休めずまたエイドもロードレースほどない。疲労のコントロールが本当に難しい。それに天候にもかなり左右されると思う。今回は本当に恵まれた。

それに関わる人たちがみなよくて楽しく過ごせた。見知らぬおっさんを分け隔てなく応援してくれた人たちに感謝してます。

<装備>
ザック:マーチンウィング
飲み物:アスリートミネラル1L,アミノ酸とかしたやつ500ml、貰った水500ml
摂取したパワージェル:10個(1時間に1個目安)
固形物:ソイジョイ1本、うどん1杯、さくらもち1個、

ドライレイヤー+ミレーの長袖+ミドルレイヤー
CEP+IJINJIの長めソックス、Northfaceの膝下パンツ
シューズ:Salomon, Speedcross Pro(使い込んだやつ)
グローブ:Salomonのやつ、モンベルの防風タイプ(5本指)
ライト:BlackDiamond Spotx2, ハンドライト
その他:携帯トイレ、エマージェンシーシート、ファストエイドキット、タオル、バイザーなど

<その他備忘録>
  • タイムの目安はハセツネの80-90%くらい、OSJ氷ノ山と同じくらいじゃなかろうか。コースの構成もなんとなく似ている後者のほうがブレが少ないと思われる。(天気の影響除く)
  • コース上にほぼ自販機はない。(全く見つけられなかった)
  • 雨が前日に降ったかどうか、A2以降風が強いかどうかでかなり難易度が変わる。
  • 前日いくときは松崎中学校前のバス停で降りて川沿いを行くのが良い
  • 1泊2食付きの宿泊プランの朝ごはんは宿で出ないし時間をコントロールできないので、あまりおすすめできない。(1泊夕食付きが望ましい)
  • 前半の林道はタイムを狙える場合を除いて抑えた方がいい。CP1-CP2の間は流れに乗るための体力を残しておいたほうがいい
  • 後半はゆっくりでも上りのロードは全部走ると短縮できる。車の通り道は全部走るべし
  • 下りで飛ばせる階段はあんまり無い気がする。(色々危ない)
  • スタート前のトイレ、洋式が増えて回転すると言ってもやはり足りない。5時過ぎには大行列ができているので、早めに会場に入っておくのは大事と思われる。トイレに入るときはライトを忘れずに。



2016/12/04

横浜そごう (期間限定)高野山料理花菱 高野山御膳

ひさしぶりに、宮崎料理のひだかにとおもっていったらいつのまにやらお店が入れ替わっていて、期間限定12月3日から13日までは精進料理のお店とのこと。高野山にはいったことがないので、その雰囲気をと思い、お昼ごはんをいただく。

お品書きもなかなか細かくて楽しい。

おざぶつきのお茶はなんとも可愛らしい。

じゃーんとこれが御膳。面白かったのは活盛とよばれるさしみにみたてた湯葉とこんにゃくで構成された、おつくり。このお皿に乗っているナスは想定外な味わいだった。

期間限定だと、お店から人が来られているようで、たぶんサービスの質も整えやすいのだと思う。お店にとっても新しい刺激になるし、いろいろな声を取り入れるきっかけにもなるかもしれない。また何かを試みるにはいい機会とも言える。

2016/12/02

御徒町 羊香味坊 (ヤンシャンアジボウ) 羊とクミンを1年分

誘われて年に一度の羊祭り。羊とスパイスの組み合わせがとてもおいしかった。主に焼いた羊が売りのお店だが、焼きかどうかに関係なくどれもこれもおいしい。ポーションは小さめなので単価自体は安いが色々頼んでしまうので、値段は知らないうちに普通になる。ワインは未知のオーガニックワインが多数。ボトルに値段が書いてあり店員さんにお願いすると栓を抜いてコップをもってきてくれる。
ランチとかにさくっと食べられても面白いだろうな、都内でこんなに安く出せるというのが圧倒的。いいお店で楽しかった。

小籠包。これは地味だと思うがお汁うまし









 ボトルに値段と・・・見ればわかると思うが国名が何故か書かれている。