2016/05/24

御徒町 山家 御徒町店(やまべ) ひれかつ定食(大)1250円



ひれかつ(無印)とひれかつ(大)の値段差は300円で、一山分の差になる。ということは、かつ代が900円でサイドで350円。単純に引き算するとそんな感じだが、ここのおいしさは単にコスパがいいなんて言葉で片付けたくない。

お店に入るまでにも並ぶので、到着してだいたい30分以上はまっていた。注文は行列の先頭5人分くらいをきいてくれる。なので、席に着いた時には少し待つだけででてくる。御徒町店はすべてカウンターで18席とのこと。一つあいたり、つめたら数人座れるような場合でも無理して詰めたり、お願いして動かしたりということをしない。どうしても並んでいると無理やりいろいろやりたくなるとおもうのだが、このお店は変な効率を求めないのもいい。

サイドはまずつけものとシジミ汁、ごはんがやってくる。つけものはいつもおかわりしたいくらい。ごはんはつぶつぶしておいしい。キャベツはシャキシャキ瑞々しい。
とんかつがやってくるとうれしい気持ち。辛子をたっぷり載せてくれるので、自分の好みの塗り方をしつつ、少し甘めのとんかつソースを少し調整していただく。衣はほどよい、がりがりでもなければふにゃふにゃでもない。食感のちょうどよさが何とも言えない。お肉の火の通し加減というかあげ具合もちょうどいい。ちょうどいいというのしか言葉が思いつかない。堅すぎず柔らかすぎずでも、噛むと肉の味わいと香りを楽しめるようなイメージで。

とんかつでこれだけ満足するのは目黒のとんきとかつ無庵、あとはまさむね(最近いってない)くらいかなぁ。このお店ばかりいっていては、どんどんとんかつ屋に対する目が厳しくなってしまう。

おかいけいはお皿を下げるときにカウンターで。できればちょうどだせるようにいきたい。




しじみじるも、キャベツの千切りも、おつけものも、ごはんも、どれもおいしい。わきもしっかりしているので、行きつく間もなく一気に食べてしまう。そしてこの場所でこのお値段でこの心地よさ・・本当にすごいお店だ。


2016/05/06

須走から山中湖周回->腸脛靭帯を痛めて山伏峠からリタイア



当初の予定では、石割山を越えて、ホテルマウント富士までいって紅富士の湯で汗を流すはずだった。約半分のところで挫折。

須走について走り始めた時、体の切れがとても良かった。先週のチャレンジ富士五湖で118kmをいろいろあったけど走りきれたこと、今年は骨格筋を痛めることなく、ひどいぎくしゃくにもならず、いつもと違うと思いたくなるような手ごたえにあふれていた。

最初の、須走から別荘地のわきの林道が楽だった。1100mあたりからまだ桜も残っており、いろいろ草木を楽しみながら進む。大洞山や三国山に到達したところまではよかった。で、三国峠の下りでやや調子をだしたところ、右足の腸脛靱帯が痛んできた。最初は足の出し方でコントロールできそうな気がしたが、痛みがどんどん増す。

足のむきはついに外向き。鉄砲木の頭(あたま)は登れたが、そこからの下りでは余裕がなくなってしまった。下りのほうが、右足の痛みが突き刺さるような感じ。切通峠の少し先までは走れたがその先は走るとすぐに足がしびれるような感じがして、踏み込みが弱くよくない。

仕方がないので山伏峠まで歩いて移動し、そのあと道志みちから石割の湯のほうへ。

体調はしかたなかったけど、このルートの春は格別。新芽も花も目の保養になる。天気が良ければ富士山ドーン!、なんというぜいたく。問題点はやはりトイレの無さだろう。予定では30km近く取れそうだなぁと思っていたが、かかる時間などを思うとこれはなかなか大変。体調をかなり合わせないと難しい。

山伏峠でエスケープしたが、ここからもかなり不便でつらかった。道志みちは歩道が無いので危なくて仕方ない。


山の桜は可憐でうつくしい

立山の登り

バイケイソウ