第5回富士忍野高原トレイルレース ロング31km/累積標高1640m 5:11

今年で三回目の出場となる富士忍野高原トレイルレース。ものぐさで集団行動は嫌いだが、たまたま初めてだったこともあり、前日のコースガイダンスがとてもおかしかったことから、ショートミドル・ロングと今年ついにこのレースを卒業するところまでたどり着いた。最初に出たときは軽い気持ちで、富士登山競走の前哨戦くらいにおもって、立の塚峠までの300mくらいの登りで玉砕していたことが今は懐かしい。

忍野高原トレイルは2014年で5回目。このレースに富士森林浴、富士山麓、朝霧高原のレースコースをつないで作ったのがUTMFだったと、トークショーにでていた福田立花先生が話されていた。

で、レースの結果は31km/5:11。予定よりは20分くらい遅くなった。目標としていたのは最初の立の塚峠から3時間とおもっていた。理由は高ザス・杓子山の上り下りがともに混みやすく、事実上の追い越し禁止区間のような場所だからだ。それにエイドも遠い。水を飲みジェルすすりながら進むことがわかっていた。

持参した水分は約800cc。Salomonの250ccのフラスクを手にもち、腰にSalomonのウェストバッグに入る三角ボトルを用意。できるだけソフトフラスクだけで補給をし、空になったらエイドで補充する作戦にした。過去2回ハイドレーションを持って走っていつもあまっていたのと、背負ってしまうとわりとエイドをパスしてしまう。時間を稼ぐためというのもあるし重いものを持っている分だけ動いている時間を稼ぐということもあった。これが結果的に裏目に出ることもあったので、今回は逆の方法を取って軽量にしてみた。

自分のスタートは第2ウェーブ。第1ウェーブの家人を見送る。3つのウェーブに分かれ、1つのウェーブあたり、250-300人くらいだろうか。

少し後ろのほうに並んでスタート。最初の鳥居地峠まではロード。ここですでに登り坂から”落ちてくる”人が多い。舗装路でだいたい場所が決まるとあったがそんな感じだった。1.2kmくらいすすむと高ザスのほうへむかう砂利道林道にはいる。途中までは車がいけるらしい。高ザスの開けたエリアにくる。まずは山の中腹の道を移動するので割と走れる。人の流れもとてもスムーズ。だが、途中から急登にきりかわり、人の流れが詰まる。

高ザスで37分
坂坂坂。汗が止まらない。杓子山山頂で消防団員のおじさんが頂上といっていたのが思い出される。あれはいいなぁとおもう。富士山綺麗

杓子1時間12分
しばらく道なりといっても、岩がごろごろしてそれほどすすまない。


子の神1時間26分
ここから先は急降でやはりつまる。

立の塚峠 1時間47分
ここで、ミドルとショートの尻尾と合流。目標はここから3時間だった。

二十曲峠
空いていたとおもう。人がいないわけではないけど、かなり走ることができた。バナナ、塩、名物二十曲峠饅頭をいただく。

石割山 2時間28分
なんだかすいていた。富士山綺麗

平尾山-大平山-飯盛山
富士山綺麗。大平山で生まれて初めてスポーツ羊羹を食べた。うまかった。


忍野分岐3時間36分
ここまでが意外と長かった。灼熱のロードが続く。ただし、ほこりはそれほどたたず去年よりは路面が乾いていないのでよかった。分岐路が意外に遠く気持ちが切れる寸前になる。そして再度林道を駆け上がり立の塚へ。このときはどんどん空腹になる感じだった。水も固形物もやや不足気味で、全然普段だったら駆け上がれるところも足が上がらない感じ。二十曲の後のことを考えて、ここは歩くことにした。あとで思えば、ここで走れば4時間台だったのかもしれないが、そのあとの走りを思うと歩いて正解だったとおもう。

立の塚(2回目)4時間13分
水分補給。

二十曲(2回目)4時間40分
饅頭、バナナ(食べ放題)、スポーツドリンク補給

ゴール 5時間11分




今回良かった点
天気が良い場合の6時間程度のレースでの装備目安が付いた。
登りは手抜き無し。

今回変える必要のある点
下り。大腿四頭筋をいためてしまった。下りの角度がきつく、ブレーキをかけて降りたことが後々とても響いた。これは体重をもっと落として改善の余地ありです。