トレイル?ハイキング 大山つらい



散々だった。トレイルランニングはちょっとの故障も見逃してくれない厳しいものだということを忘れていた自分が悪い。富士五湖チャレンジで痛めた足が治りきらない状態だったのも良くなかったけど、調子が良ければ表丹沢重奏するつもりで入った、が、いけたのは大山だけだった。しかも下れないくらいだった。

前日伊勢原駅前で泊り、朝一番に出撃。大山詣での鳥居をくぐり、大山に向かって登る。明るいがまだ朝は少し寒い。5kmすぎくらいからだんだん傾斜がきつくなるが意外と車道が長い。湯豆腐で有名なの階段についたときには、もう走れなかった。かかと痛すぎ。歩いてじっくりと登る。

ケーブルカーの手前で左に曲がり、男坂の方へ。夜間は登らないでねと書いてあったが手すりが殆ど無いし階段も相当不安定。だが、周りの林はとてもここちよい。色々細かいものが気を引く。合流点から、雷峰の尾根方面へ、二重滝と見晴らし台をみてから、大山の肩をながし頂上へ。朝9時前後だったが結構すきすきでお店もやっていなかった。こんな静かな大山は初めてだった。天気も悪いし足の状態も悪くなったので、下山を決意。

でも長く楽しみたかったので、鶴巻温泉に向けて移動する。これがいかんかったかなぁとおもうくらいなんだが、4時間かかって下山。途中おじいさんにも抜かれるくらい、下れなかった。ほんとうに情けないと思ったけど、弘法の湯にたどり着いてみるとあまり未練はなかった。お風呂に入っていると大雨が降ってきて、いろいろな意味でちょうどよかった気がする。



いたるところに冬の厳しさが散見される。


二重滝

以下見晴台 



以下頂上







高取山界隈であった、猟犬とおもわれる人懐こい迷い犬(多分)。ここは禁猟区なのでだいぶ前に大山ではぐれたのか、それとも他の山並みから流れてきたのか。この写真をとったのは4月29日。無事飼い主に会えたかなぁ。