バルビゾン25 TIRPSE 春

三度目のTIRPSEに訪れる。今回はグルメ先輩とともにうかがう。多分好みのお店ではないと思うが、時代感のある料理を楽しんでもらえるかどうかというところでこちらにした。結果的にはその新鮮な空気を味わってもらえたようでよかった。

玉ねぎ・アールグレイ

秘密のバター。これだけを持って帰りたい人が多い、工夫の多いひと品。



まず蛍烏賊,野菜の彩りも美し。

尾長鯛。まず塊でオーブンで焼いて、衣はフライパンに押さえつけてカリッと。身は半生。塩トマトとナスが面白いアクセントを与える。

肉ナイフ、TIRPSEにある大好きなカトラリのひとつ。

フランス産鳩。久しぶりに食べた鳩はうまかった。

デゼールその一。しそ!のシャーベットといちご。春らしい苦々しさを閉じ込めたシャーベットにいちごの甘酸っぱさがすごい。

デゼールその2。きのこなチーズケーキと、柑橘系。嫌なんだったか忘れてしまった。酸味とチーズの組み合わせもまた楽しい。

最後はチョコと抹茶

抹茶の周りにはピスタチオ。これが香ばしいうまい。

春はかなり季節感が全面に出ていて楽しかった。洗練された味わいのなかに足して楽しむ味わいがあり、意外性というか新しい感覚も味わえる。おいしいうえに、場所の割にはそこそこお得でサービスもとても居心地が良い。すごいなぁ、ホールに居る人達も起こったり切れたりしないのだろうか、とおもうくらい懐が深い。