[2007]Maison François Martenot MEURSAULT "Les Hauts Bois"

多分、3-4年前に購入したムルソー。白ならムルソーが飲みたいとやたら行っていた時期があった。香ばしく香ばしいナッツやはちみつのようにほんのり甘い香りが食欲をそそる。合わせやすい料理の相乗効果もあって、冬に体を温める料理と一緒に飲みたくなる。が、近年動物性脂肪は避ける傾向があるのと、ブルゴーニュの有名コミューンは高くなりすぎて買う気が失せつつあることもあり、ムルソー自体の消費はだいぶ減ってしまった。

が、これはボトルが太く置き場に困りやすいから・・・

作り手によるとTasting Noteはこんな感じ

Sumptuous golden colour. The nose combines vanilla, butter, hazelnut aromas with white flesh fruits notes. In the mouth, the wine is both firm, mellow and delicate. It has a long persistence.

アメリカを意識した作りのムルソーをよく飲んで親しんでいたからか、2000年台後半のムルソーはぶどうを尊重しているからだろう、ぶどう酒だとおもう。繊細で酸味がのっており口の中でもさらさらとしてしまう。2000年代前半のムルソーは樽がよく乗っていてこってりとしていてそれ自体が何かバターやナッツのようだったようにおもう。そう思うとワインの造りというのは時代でも味がそうとう違うなぁと感じさせる。ブルゴーニュの人たちも、志向が変わってきているようにも見受けられる。


ムルソーだし、バターを使ったものが食べたくなる。神戸やコロッケのグラタン、ロールキャベツなどなど。クリーミーでこってりが美味しい冬のよる。