[2007]Domaine Rossignol-Trapet BEAUNE 1er Cru Les TEURONS

ロシニョール・トラペはエノテカオシの作り手。ジャン・ルイ・トラペの片割れの畑という言い方は語弊があるだろうが、カタログ的にはそんな感じだった。ジュヴレ・シャンベルタン中心の作り手による、ボーヌ1er Cru。ボーヌは比較的まだ安いことの多い産地。ボーヌ、とくくってしまうと個性がわかりづらいし、グラスワインになりがち。だが、畑で拾っていくと、ポマールよりであったり、ヴォーヌ・ロマネよりな雰囲気だったりといろいろあって面白い。意外性が多く畑もワインも多いので、楽しいのだ。レ・トゥロンと読むらしく、ブルゴーニュ最上のワインを作る可能性を秘めているとか。ブルゴーニュ大全によれば、ロシニョールトラペも当エリアで良い物を生産するとか。

味わいは北よりのピノ・ノワールっぽい感じ。少し鉄っぽい感じが血を感じさせるような。香りは程よく抑えめだと思うが、ボーヌ自体の強さもあるので肉には負けない。


で、羊。体調が優れなかった成果、焼き加減が苦手域だったので、少し焼きなおしてからいただく。焼き直したら美味しかった。苦手食感というのは結局克服できないままだ・・・

あとはガチョウのパテ。2009年にブルゴーニュに行った時に買ったものだが、すでに賞味期限は切れていた、がおいしくいただきました。がちょうの絵がかわいい。