[2013夏休み]教会巡回ラン 鯛の浦・大曽教会めぐり

最後のダイビングのあと、近くのまわっていなかった教会を巡ることにする。寒さの問題もあるので日没前後までに終えられる距離、ということで、旧鯛の浦教会と大曽教会にする。

旧鯛の浦教会は新鯛ノ浦教会の奥というか上の方に立っている。中は資料館のようになっており、踏み絵などが展示されている。また、歴代の司教が収集したと思われる本が蔵書として並んでいた。楽しいガーデニングなどはちょっと見て微笑んでしまった。
こちらの教会は1903年竣工。当初は木造部分だけだったが、後でレンガ部分を足したらしい。レンガが原爆の爆心に近くて破壊しつくされた、浦上天主堂からもってきたものだそうな。1979年に新しい教会ができてからはどうやら今の形態をとっているようだ。今でも良い年を召された建物だと思う。綺麗に整備されていて、土地の人達の努力を思う。西日を浴びてレンガの色も、壁の色も、ステンドグラスも映えて見える。五島は夕日の島なんだなぁと思うことが何度もあった。






そして、大曽教会。こちらは1916年竣工。それ以前の教会は土井の浦に移設された!で、それがまだ残っているとのことなので、最初に見たものはどうやらそれだったらしい。他のレンガの協会よりもやや複雑な作りをしていると思う。奥には六角形の部屋があったりなど。100年記念のころにでもみにいけたらいいかもしれない。ここも少し高台になっており、眼下は内海と集落を目にすることができる。



もっと体力があれば、もっと時間があれば、もっと早ければ、もう少し多くまわれたのかもしれないが、今回の旅ではここまで。今度は南部と北部を1日かけて回りたいなぁとか色々考えてしまう。車で回るのも良いけど、風景をじっくり堪能するためにも、歩いたり走ったりして廻れる人はそうしてほしいかなとおもう。ロードだが走って楽しい、よいところでした。

今度はじっくりと島を巡るようなランがしたい。