土用丑の日にウナギを思う

成城石井で最後に残ったうな重のパックを食べたところ、おいしいのだが鰻自体がなんだか肉厚に感じられた。オオウナギ?はわからないが、少なくとも鰻屋さんで食べるようなニホンウナギなかんじではない。ニホンウナギはローマピッツアのようにクリスピーな感じで、輸入ものはだいたい肉厚な印象がある。おととし食べたウナギも身自体は薄かったと思う。

しかし成城石井ですら、そういう食感じゃなかった。



たれも巧いし、山椒もいい。焼き加減もちょうどいい。この鰻の良さを存分に引きただしたものだとはうかがえるにもかかわらず、昔食べたうなぎのほうがおいしかったと感じているのかもしれない。違う味なだけだとはおもうが、肉厚なうなぎは自分の口に元々合わないようなのでやはり以前のものが食べたい。値段は、たまにしか食べないものなので高くても、夏においしくあの味と食感で頂けるものが手に入ればと思う。


鰻についていろいろ読んでみると、悲観的な印象
1.天然ウナギはもうや高級店でした食べられない。
2.現在シラスウナギ1匹の値段は500円越えだとか。
3.そのため、日本国内でも密漁も絶えない。
4.資源管理ができていないのか不可能なのか、全体の捕獲量などはわかっていない。
5.いまやヨーロッパ・アメリカでも枯渇気味(取引禁止のはず…)だが、資源管理は順調とは言えない
6.シラスウナギへの魔の手はアフリカ、インド洋沿岸、マダガスカルに及んでいるらしい。
7.乱獲で新しい市場も怪しい
8.完全養殖がまだ確立されていない。
(端緒についたばかり・・http://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1007/mf_news_03.html



<その他参考にしたページ>
日本のウナギは、アンギラ・ジャポニカというらしい(出典:http://www.unagi.jp/maker/process/unagi.html

しかし、シラスウナギですら半分以上が輸入品だとか。
(出典:http://www.cyzo.com/2013/07/post_13927.html

日本の川にもヨーロッパウナギ、いるらしい。
(出典:http://www.irago.co.jp/documents/foreign_eel.html )