ピノサリーチェ 最後のワイン会~エトナ、エトナ、エトナ!


ピノサリーチェで最後のワイン会。エトナエトナエトナ!とあっては行かないとと思い、よく飲み食いする夫妻を誘って参戦。ふと見渡したら、以前お会いした方々も何名かいらっしゃった。当日は確か雨だったと思う。あまり天気は良くなかったが飯がうまいと気持ちは晴れるものだとあとで思う。

で、これ乾杯。
MURGO BRUT SPUMANTE VSQ METODO CLASSICO 2009
ネレッロマスカレーゼ100%でいわゆるシャンパン製法。桃系の香りだったような。きりっとしているが、後味にほんのり甘い香りが口に残る気がした。変なよそよそしさもなければ、大味な印象もなく引き締まっている。夏にうまいスパークリングだ。


一番はチポロット(Cipollotto)玉ねぎとハムをミルフィーユなかんじで。ちょっとべとつくが、手で手べてもということで手でいただく。周りはナイフとフォークだったがそれが正解だったと思う。一口サイズだったので、一口で食べて美味しくて夢中で食べてしまい、お皿の上には虚しさだけが盛られていた。



二番手はヒコイワシづくしの前菜。
写真ではわかりにくいが、右奥の四角いのが大変興味深かった。ピールとイワシがうめぇ。左はいわゆる南蛮漬けとかそんなかんじ。手前右側はマリネでお酢のきいたさっぱりとした味わい。馴染みのある味わい(といっても当然まとまりとか洗練度は違いすぎる。)

COTTANERA BARBAZZALE BIANCO 2011
ぶどうはインツォリアとヴィオニエ。

こちらは国際品種もあるせいか、香り華やか。でも後味スッキリ。ヴィオニエ系はあとに残るものが多いけど、うまく消してある気がした。

ナスのパルマ風。写真は地味になってしまうが、ナスだった。夏にたべる茄子はおいしい。チーズなすはつまみの定番の様子もあるけど、これもまた、パクパク食べて寂しくなってしまうひと品。
ナスにあわせて、一つ目のエトナ・ロッソがやってくる。
MURGO "SEMPER" ETNA ROSSO DOC 2008 初ビンテージだが、SEMPERがつくのは商標問題でこの年だけ、という大人の事情漂うワイン。エトナロッソは好きなワインだ。沈んで陰湿で森の中にあるとおもう。たまにざらついたり、沈んだまま出終わってしまうものもあるが、これは伝統的なものからは少し距離をおいている感じ。木漏れ日のさすエトナロッソだったようにおもう。


MURGO ETNA BIANCO DOC 2011

プロンテ産ピスタチオのカザレッチ

写真はないが、ワインは
COTTANERA ETNA BIANCO 2011
イカスミのリゾット モデルエトナ山!
白いチーズは雪、下のトマトは溶岩流、そして黒は火山灰がつもったエトナ山そのもの。見立てが楽しいけど、味の組み合わせが面白い。チーズとイカスミとか考えたことはなかったぞい。

COTTANERA ETNA ROSSO 2007

会津産馬肉のソテー・レモン風味

みかんのアイスキャンディーとカッサータ。
グラッパ♪
これ、ききました。東横線で相当立ちながら眠っていたことだろうと思う。