横浜 日ノ出町 坂の上のそば屋 司 そばがき 天ざるなど

家人がそばがたべたいといいだしたので、インターネットを検索したとき目を引いた店名。日曜日やっている蕎麦屋は少ない。チェーンならいざしらず、たいていはオフィス街の近くにあることが多いし、人でもあまり使わないお店も増えている。おいしいお店はあるが、近所はたいていお休み。はぁ、とおもいながら見つけたお店がこちらのお店。結果的に日曜日にそんなことを言ってくれてよかったと、あとで返す返す思えるくらいのお店だった。





急坂とかいて、きゅうざか?いそぎさか?いや、この傾斜で急ぐことはないか…


迷子になったが、家人が上にかかるのぼりを見つける。

これが門構え。なかなか風情がある

この看板がみつけられれば、迷わないのだが…見つけられなかったので10分ほど迷う。


食べログやブログを見てもらうとわかるが、どこでも坂の話が出てくるし、お店の人も土地勘がなくてたどり着けない人が多いと言っていた。我が家も例にもれず迷った。坂を上りすぎたし行き過ぎた。目印のあるところを通らなかったこともそのせいである。


このお店は民家の庭側を開放して開いている蕎麦屋さんだろうか。靴を脱いで上がるとテーブルが4・5個、それに奥は堀ごたつの居間になっていてで8名すわれる。テーブルは込んでいたので奥のほりごたつへとおされる。


メニューはいろいろ。酒のつまみもあるが、テーブル席のお客さんにそばがきをおかみさんが強くすすめていたのがきこえてきた。

ということで、そばがきを注文


ふわふわそばがき。これは面白かった!
蕎麦がゴリゴリ!実はほどよくのこし、ふわふわのかんじで13-14個くらい鍋に浮いている。これをすくって、少し濃いめのお出汁と辛味ダイコンでいただくのは絶品。蕎麦、事態を強く感じられる。これは意外と食べられる。使われているそば粉は180gと、大将に聞いた。大将もなかなかのキャラクター。どんな方なのかは、お店に行ってのお楽しみ。


メニューは相当迷う。全部食べたいが、全部は食べられない。いや、2個もむりか。

天せいろ(並)
そばはつなぎをつかわない、ほぼ十割に近いと思う。ごりごりとしたそばの粒粒感をのこしつつうまい。こんなおそばが横浜の街中で食べられることは本当に驚き。てんぷらもかなりいい感じ。衣がからっとあがってごりごり。料理のうまい人は何を作ってもうまい、それはどこに行っても思う。

こっちはつけ天。家人が頼んだ。お出しの味以外には大差ないが、、、見た目はこちらのほうがよい

ここは庭をめでるのもなかなか良い。そばが植わっており、ほぼ満開状態だった。ここで全部が賄えるわけでもないと思うが、蕎麦屋の風情としてよいとおもう。日ノ出町にあって静かで、眺めがよく、蕎麦屋の雰囲気がいい。こんな楽しい時間はなかなかない。お店の形、味わい、夫婦の雰囲気、どれも方向性があっていてよい相乗効果がある。居心地が良いと感じる。


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