宮崎ぶらり2011 宮崎市 Belle Epoque

宮崎に行くと、素材本位でレストランやご飯を食べがち。ただ、素材本位には最近どうかとおもいはじめた。産地で食べると新鮮なものをいただくことはできるが素材や価格に頼って、あまり人の力を感じないことがある。なので、食べログでレストランを検索、そのとき宮崎牛や海老頼みをはずして選んだのが、このお店。

ついて笑ってしまったのは、パリ16区の看板を見たとき。あーー、ここの地下で寝ているのがたまに家に届くのかー、ということを知る。そしたら、ワインとの組み合わせはかなり期待です。

テーブルはきれいにフォークとナイフが並んでいた。

最初の一杯はVeuve Clucquot Yello Label
ふわりとバター香はあるけど、口に含んだときは林檎のような酸のある味わい。苦味はあまりなく飲みやすい。バランスよく、数が並んでいて売れる理由もわかる気がした。

鶏肉のパテ ラヴィゴットソース
黄色いひょっろとした植物はコーンスターチというそうな。ラヴィゴットは、元気にさせるとか活性化させるという意味のフランス語の動詞(ravigoter)から来ているとか。酸味があってさっぱりと食べられる。
魚介のサラダ 茄子のラタトゥイユを添えて
下はズッキーニのソースで緑あざやか。ラタトゥイユの色がひきたてる。野菜が多くてよい感じ。

クルミのパンとバケット。どちらもおいしかったし、ちゃんと温めて出していただける。
この部分は、そのお店のプライドを感じる気もする

2ndオードヴル~帆立貝柱のポワレとサーモンのフュメ キノコのフリカッセを添えて
これは、サーモンが秀逸。厚めの塊に軽く火を通しつつも生な食感を残す。塩味もちょうどよいし、単体で食べても相当うまい。魚は食感を調整するだけでも楽しみが変わる。ナイフを入れた時の感触と家、口に入れた時の触感が好きな感じだった。


フォワグラのポワレ&栗とポルチーニ茸のリゾット
ソースはトリュフ。トリュフは黒が好きだなぁ。色と香りが一致している。土属性な感じがする。少し甘い香りがワインとよく合っていておいしかった。


真鯛とオマール海老のポワレ フュメ・ド・ポワソンにて 
おいしい。オクラと魚もよいかんじ。エビはワインを邪魔せず面白かった。お出汁なかれたぴの・ノワールでも面白そうな味わいだった。

イベリコ豚のロティ 温野菜添え ソースシャルキティエールデザート
鴨にするか、豚にするかも寄ったが、イベリコ豚の響きに負けてこちらを選択。肉のうまみと焼け具合はちょうどよい。意外と量はあるきもする。ビストロ・ノーブルのライト版に届くかどうかくらい。こちらのほうが上品に食べやすいサイズになっているので、プレッシャーは感じにくい。

仔羊のロティ 温野菜添え 
ジュ・ダニョーにて。家人が注文。焼き加減は今風の肉を生かすやりかただろうか、身がとても赤かった。それを見て、かもにすればともう一度おもった。

ピスタチオのお月見クレームブリュレ(左)、シュー・・・・酔っぱらって一口で食べておいしい気分だが、後でもっとゆっくりたべればよかったと口惜しい気分が残った。お月見のほうは、ひさしぶりのかりかり星人登場。やめられない。ピスタチオの緑は美しい

下は家人のセット。ジュレと、、タルト。

量はちょうどよかった。


お店のページ:http://www.belle-epoque.jp/






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