[2004]Didier DAGUENEAU Blanc Fumé De POUILLY "PUR SANG"

死んでから、その存在を知ることは多い。ディディエ・ダギュノー(ダグノー)もそんなかんじ。美味しいなぁとおもうソーヴィニヨンブランの白ワインを作っていたロワールの作り手。
住所がRue Ernesto Che Guevara No.1:3:5 and 7, 58150 St.-Andelain, France となっているのを見て、名目ともにエルンスト・ゲバラ好きだったんだなぁというところが新たな発見か。本当に反抗的というか、良いワインを作ることに徹した人だったことはいろいろな人の記事を読むとよく伝わってくる。亡くなられた後、ワインは高騰中。息子のベンジャマン氏が最高の状態で継いだとインポーターは書いているけど、偉大すぎる1代目の跡継ぎが話題に上るケースはまだまだ少ない気がする。

これは1年前にみつけた2004年。フラグシップはSILEXでこれは2番手。旗艦はアステロイドだけど、これは15万とか20万とかで売っているのでとても買えない。自分のようななんちゃってブルゴーニュ好きがロマネコンティを憎み憧れる感じに近い。(主に経済的理由)


Purは純粋な、Sangは血。直訳では純血となるが、つなげるとサラブレットとなるそうだ。他のきゅべとの違いは、、よくわかっていない。ステンレスを使うか樽を使うか、とか畑の区画が違うとかいろいろ言われていたがあまりよく知らない。


香りはまさに花のよう。味わいは酸味が強いものの嫌なものではない。だんだん口の中が慣れてくるとグレープフルーツのような甘味と苦みも感じられる。他はシナモンぽさもあるような。たぶんまだまだ、ずいぶんと固いかんじだろうか。もう少しおいておいても良かったのかどうか。個人的にはこれでもぜんぜんOKだったりする。

購入元:楽天ヴェリタス
購入時期:2010/9
購入価格:8480円
ブドウ品種:ソーヴィニヨンブラン


赤でも白でもあうやつといって用意してもらった、鹿児島黒豚のパストラミ。肉の味がする。パサついていなくておいしい。塩も載りすぎず、ワインとちょうどよい関係。