[2008]Terres Secretes　Terra Incognite Saint-Véran

ワインをのむとき、品種と生産者、地域のほかに瓶の太さを考慮することがある。今日は地域x瓶の太さで選んだ１本。開けてみたら少し据えていた。温度が低いとすこしえぐいのだろうか、温度があると味が整いだし、なんだかおいしい感じがしてくる。寒いシャルドネらしい、グレープフルーツっぽさと、たぶんたる由来のナッツなどすこしオイリーな感じがする。

この作り手、コストパフォーマンスにすぐれたらしい。販売店など曰く

テール・セクレットは、1928年創立。既にマコネーでもトップ・クラスに位置付けられていた3つの生産者“プリッセ”、“ソロニー”、“ヴェルゼ”が1997年に統合して出来た協同組合。

3社が統合することにより、醸造設備、人材育成・投与など数々の投資を行い、マコネーだけで無く、ブルゴーニュ全体を見渡しても、立派な設備と能力の高い醸造者が揃っています。

また、サン・ヴェランで最大の生産量を誇る生産者でもあり、全体の30％に相当する200haの畑を所有し、年間約170万本のサン・ヴェランA.O.C.ワインを生産していま

とのこと。サンヴェラン自体が自分は好きだ。その割に安い。ルロワのお墨付きは高いけど、サンヴェラオンは彼女のブランドの中では安い部類。だからいただく。また、サンヴェランは、ムルソーに似ている性質を持つといわれていたためというのもある。安くておいしいは幸せ。