ニュージーランドの南側の島であるサウスアイランド（わかりやいがなんと味気ない名前・・）の東側の真ん中あたりのクライストチャーチの北側にある、ワイラバにあるワイナリー。ピノノワールとシャルドネだけを作り年間2000ケース前後・・・という感じ。ワイン醸造担当のC・P・リンという人は幼いころから盲目ながら大学でワイン醸造を修学した方だとか。ブルゴーニュスタイルを範としており、10年後においしいワインを目指しているとのこと。相当臭覚に優れた人らしい。
Villageというのは、セカンドラベルを表していて、ブルゴーニュの村名格をセカンドワインと位置付けてつけられたとか。価格帯を狙っているとも見えなくない。だったら、名刺代わりのようなACブルゴーニュのクラスをもっと展開すればよいのにと思わないでもない。
味わいは7年前のものとはおもえない果実味とくっきりとした酸が印象的。ブルゴーニュというよりはカレラとかカリフォルニアのピノノワールに何となく似ている気がした。ディジョンクローンだからなのかどうかなどはわからないが、ブルゴーニュに比べると線が太く、輪郭がはっきりしておりはかないというよりも筋骨がついている。これはヒツジと一緒に食べたらおいしそうだと思った。一緒に食べたのは焼き鳥だったが、たれのほうがあっていた気がする。ブルゴーニュスタイルといいつつ、ニュージーランドに根付いているワインの味だと思ったけど…ニュージーランドのことはよく知らないので相当の偏見も含まれるのであしからず。
購入元:楽天パシフィックワインセラーズ
購入時期:2011/05
購入価格:4200円
スクリューキャップ
ブドウ品種:ピノノワール１００％
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